離乳食がこんなにめんどくさいとは知らなかった!だから勉強してみた
ご訪問ありがとうございます、あおかすです。
息子はもうすぐ10ヵ月。いわゆる離乳食後期という時期に入ってきています。
思えば6ヵ月頃から離乳食を開始しましたが、始めた当初はわけも分からなかったし、本当に離乳食=嫌いでした。なにが嫌いかって?
離乳食を作るのが、こんなにもめんどくさいとは知らなかった!いちいち10倍粥とか作るのメンドクサイし、細かく刻んだり、ペーストにするのすごくメンドクサイんですケドォォォ!!!
よく、インスタとかSNSに今日の離乳食♡とアップするママ多いですよね。世間ってあんなもんなんですかね?みんなマメですね。あたしがダメなの?子どものことなのにめんどくさがるとかダメ母?!と、一時期SNSを見るのが嫌になりました。
そして離乳食が嫌いになったもう一つの原因は、息子がせっかく作った離乳食を全く食べてくれなかったこと!スプーンで口元に持っていっても、口をへの字にしたまま。しまいには手でスプーンを叩くという暴挙にがっくし…。
これはどうしたものかと、助産院へ行き母乳と離乳食について勉強してきました。
離乳食とは栄養を補う食事
赤ちゃんが大きくなると、1日に必要な栄養の量も増えてきます。母乳やミルクだけでは必要な栄養が補えなくなった時に、母乳、ミルク以外の食べ物で栄養を摂ることが必要になってきます。それが離乳食(補完食とも言います)の役割です。
栄養が良いものをあげましょう=エネルギーだけでなく、たんぱく質、微量栄養素(鉄分、亜鉛、カルシウム、ビタミンA、ビタミンC、葉酸)富んでるものが好ましい。
と、言われてもよくわからないですよね。栄養士でもない限りピンときません。どんな食材を与えたらいいのか?どんなメニューがいいのか?も、もちろん大切ですが、まず少し考え方を変えてみて、小さな赤ちゃん(目の前にいる我が子)の胃に、どんなものを入れてあげれば栄養が満たされるかと言う考え方が大切なんです。
赤ちゃんの能力に合わせる
離乳食をいざ開始しても「全然食べてくれない…」なんてことも。食べない理由はちゃんとあります。まずは、ごはん中の赤ちゃんの様子をしっかり見てみましょう。
姿勢
食べる姿勢は整っていますか?椅子に座らせて嫌がるようなら、まだ食べるタイミングではないのかもしれません。
認知能力
「これはなんだろう?」という赤ちゃんの気持ちに寄り添ってみましょう。食べ物を握ってみたり、スプーンを噛んでみたりとなかなか上手に食べてくれませんが、それは好奇心があるから。最初のうちは食事も遊びのひとつです。上手に食べれるようになるために、認識していく学習が必要なのです。
硬さ
赤ちゃんの飲み込む様子を見てみましょう。薄すぎるおかゆは栄養が足りません。なぜなら今まで飲んでいた母乳やミルクは高たんぱく高カロリーなんです。それがいきなりうっすいシャビシャビの10倍粥だけじゃ…。味気ないですよね。また、硬すぎるものは誤飲の危険があるので気を付けて。
好き嫌い
食事が進むようになると、食べたいものをさしたり、嫌いなものは顔を背けたり、口をつぐんだりします。母乳育ちの赤ちゃんは、お母さんが好む食事を受け入れやすい傾向があります。好き嫌いの中には、アレルギーや消化吸収能力に合ってないもののため、食べないと言うこともあるので、赤ちゃんの様子をよく観察してください。
満腹
赤ちゃんには、自分で栄養摂取をコントロールできる能力があります。お腹がっぱいのサインを出したらそれでおしまいにしてOK。
離乳食を食べさせる4つのコツ
飲み物を飲ませ過ぎない
赤ちゃんの胃は2歳で200mlと小さく、ジュースやお茶などのですぐにお腹がいっぱいになってしまいます。食事の前にはなるべく水分を与えるのは控えた方がいいです。大人と同じものが食べれるようになるまでは、母乳かミルクが最適な飲み物です。
取り分け食で楽チン
大人の食事の栄養があるところを赤ちゃんにあげてもOKです。赤ちゃんが食べやすい大きさにして、与えてください。薄味でも大人が食べておいしいと感じる程度の味付けはしてもかまいません。栄養のある食材は、味がついていた方が赤ちゃんはよく食べてくれます。
赤ちゃんのサインでいただきます
赤ちゃんはお腹が空き過ぎると期限が悪くなり、食事に集中できなくなります。早めのサインで食事を開始しましょう。また眠たくて寝てしまう時には味見程度の量でもいいかもしれません。赤ちゃんが食べたいと思うタイミングをしっかり観察すること。そして大人と同じ時間帯に合わせていくよう、習慣をつけることも大切です。
安心安全な食材で美味しく食べる
その食材がどんなもので作られているか、原材料表示にも注目しましょう。添加物の少ない、良い食材を選ぶことも大切です。
まとめ
大人のおかずの取り分けでいいってマジっすか!って目から鱗でした。わざわざ作らなくていいんだ!と感動しました。もちろん赤ちゃんの時期に応じて食べれそうなもの、食べれそうな味付けを考えてあげることが大切です。
また、自分たちの食事が赤ちゃんにも食べさせるんだと思うと、自然にメニューも緑黄色野菜多めのバランスのいいものに変化していくので、一石二鳥です。
一般的な離乳食初期・中期・後期と食べる量や回数の目安はあるものの、基本は赤ちゃんが食べるなら、食べさせてもいいそうです。ちゃんとお腹いっぱいになったら「いらない」って教えてくれますから。
また、おやつに赤ちゃん用のお菓子もあげるのもいいですが、添加物には気を付けたいですね。これからの時期なら、蒸したさつまいもやりんごのコンポートがおススメです。コンポートは砂糖使わず、少量の塩で煮ると自然な甘みが出て十分おいしいです。
取り分け食をすることで、親子楽しく食事したいですね。食べることは幸せな事ってことを忘れてたなと、改めて気付かされました。